新型コロナウイルスについて岩田健太郎先生が撮影してyoutubeにアップしていた動画について、高山義浩先生がFaceBookに反論する内容を記載しました。
高山義浩先生は、岩田健太郎先生の動画の中に登場していた「厚生労働省の某人」です。
そのこと自体を高山先生自身が言及。
高山義浩プロフィール経歴学歴、岩田健太郎との関係や反論内容についてもまとめました。
目次
高山義浩(たかやまよしひろ)先生の経歴や学歴、wikiプロフィール
突然、岩田健太郎先生の動画の件で「誰?」となっている方もいらっしゃるかと思います。
高山義浩(たかやまよしひろ)先生とはどんな方なのか、先生の経歴や学歴、wikiプロフィールについてまとめました。
名前 | 高山義浩(たかやまよしひろ) |
出身地 | 福岡県 |
生年月日 | 1970年 |
大学 | 東京大学医学部保健学科卒業(1995年)、山口大学医学部医学科(2002年卒業) |
職業 | 沖縄県立中部病院感染症内科、地域ケア科医長 |
専門 | 感染症、公衆衛生 |
趣味 | 沖縄本島の釣り、岸壁めぐり |
高山義浩先生は、2002年に山口大学医学部医学科を卒業。
その後の経歴は以下の通り。
2002年 | 山口大学医学部医学科卒業、医師免許取得 |
2002年 | 国立病院九州医療センター内科で研修 |
2003年 | 九州大学付属病院第三内科で研修 |
2004年 | 佐久総合病院総合診療科 |
2008年 | 厚生労働省健康局結核感染症課 |
2010年 | 沖縄県立中部病院感染症内科 |
2011年 | 沖縄県立中部病院地域ケア科の併任を開始 |
2014年 | 厚生労働省医政局地域医療計画課 |
2015年 | 沖縄県立中部病院感染症内科、地域ケア科 |
その他には
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科新興感染症病態制御学系博士課程
- 日本医師会総合政策研究機構非常勤研究員
- 群馬大学医学部非常勤講師
- 琉球大学医学部非常勤講師
もされており、著書も数冊出されているような方です。
若いころは戦争や貧困に苛まれている国々を回られ、沖縄県立中部病院では地域ケア科を立ち上げ在宅医療(高齢者の方中心)に積極的に関わってらっしゃいました。
厚生労働省とは2008年から関わっていらっしゃるのですね。
岩田健太郎先生の動画で「船内には感染症に詳しいプロが居ない」とおっしゃっていましたが、高山先生の経歴を見ると
- 沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科 医長
- 日本感染症学会所属
- 専門分野は「感染症」「公衆衛生」
ですから、感染についてのプロの方だと思います。
高山先生は岩田先生に反論したFaceBook内で「私も船に」と船に何度か通っていたとおっしゃっていました。
岩田先生が動画を削除されたのは、高山先生など感染に詳しい方が船に行っていることを知らなかったからでしょうか。
(船内に滞在された時間が2時間ということで、詳しい事を聞くことが出来なかったのかもしれませんね)
岩田先生の動画の中には「感染症のプロが居なかった」という記述があり
高山先生はFaceBook内で
>でも僕がいなかったら、いなくなったら今度、感染対策するプロが一人もいなくなっちゃいますよ
これは間違いです。毎日、感染症や公衆衛生を専門とする医師が乗船して指導しています。ご存じなかったんだと思います。まあ、ご自身に比べればプロのうちに入らないと言われると、返す言葉もありませんが
と反論されており、高山先生自身も船に乗っていたとも言及されていました。
高山義浩先生と岩田健太郎先生の関係は?
高山義浩先生と岩田健太郎先生の関係ですが、岩田健太郎先生がダイヤモンドプリンセス号について語った動画内で「厚生労働省で働いている某氏から電話がきて」頼んで中に入れたとおっしゃっていましたが、その「某氏」が高山義浩先生です。
高山義浩先生は自身のFaceBookで
>厚労省で働いている某氏から電話がきて「入ってもいいよ」と、「やり方を考えましょう」ということでした。
これ、私ですね。ただし、「入ってもいいよ」とは言ってません。
その権限はないので。
ただ、「やり方を考えましょう」とは申し上げました。
そして、環境感染学会が活動していたので、そこを通じてなら活動できるかもしれませんとアドバイスしました。
でも、申し込むも(しばし放置されたのちに)断られたとのことでした。
と自身であることを明かしています。
これは高山先生ご本人がおっしゃっているのですから、事実でしょうね。
そんな高山先生と岩田先生の関係ですが
岩田 健太郎先生の動画(コメント欄にリンク)を拝見して、まあ、「岩田先生らしいなぁ」と思いつつ、あまり気にしていなかったんですが、しっかり炎上しているようです。
岩田先生をご存じない方々には、ちょっと刺激が強すぎたのかもしれません。
とおっしゃっているので、お知り合いのようですね。
お二人とも感染症に関わっている方なので、お知り合いなのは当然かと思いますが…。
岩田健太郎先生の動画は現在削除されていますが、本文をまとめた記事はこちらにあります。
高山先生についても言及されています。
高山先生についてですが、岩田健太郎先生は
「厚生労働省の某氏は悪くはない、誰か詮索しないで欲しい」
「厚生労働省で働いている(船内で)方はお気の毒と思っている(感染の危険があり)」
と語っていました。
また、「船内に入りたい」と打診できるような相手ですから、仲が良かったのではないでしょうか。
出身も、岩田健太郎先生が島根、高山義浩先生が沖縄と九州と沖縄なので、出身も近めですよね。
お2人が一緒に働いたという話は見つけられませんでしたが、感染症医として今まで交流があったのでしょう。
反論内容については、高山義浩さんのFaceBookに書かれていますが、岩田健太郎さんが動画を消した理由を考察する記事にもまとめてあります。
⇒高山義浩さんの反論内容、岩田健太郎氏が動画を削除した理由はなぜ?
今現在の高山先生の厚生労働省での立場
2020年現在、高山先生と厚生労働省の関係はどうなっているのでしょうか。
高山先生は2020年は「沖縄県立中部病院感染症内科、地域ケア科」の医長です。
高山先生は
- 厚生労働省健康局結核感染症課(2008年)
- 厚生労働省医政局地域医療計画課(2014年)
で勤務されています。
そして2020年2月に「技術参与」として厚生労働省に招かれました。
何度か厚生労働省で働いたことがあったからですかね。
感染症に関する経歴がある方ですから、呼ばれるのは当然の流れだったのかもしれません。
高山義浩先生と岩田健太郎先生のその後
岩田健太郎先生は、動画を消したあとで高山義浩先生についてこう言及されています。
高山先生は「実際はゾーニングはしっかり行われています。完全ではないにせよ」とお書きになっていますができてなかったのは事実でよって感染の危険を強く感じました。派遣前「クルーズ船の中の本部を外に出すようぜひ進言してほしい。私も何度も主張しているのですが」とおっしゃったのが高山先生です
— 岩田健太郎 (@georgebest1969) February 20, 2020
高山先生は「実際はゾーニングはしっかり行われています。」とおっしゃっていましたが、それに対して岩田先生は「できていなかったのは事実」と否定されています。
また、気になるのが派遣前の高山先生の言葉。
もし岩田先生のこの言葉が本当なのであれば、高山先生もクルーズ船で問題点などに気付いていて、発信できる状態にはないということでしょうか。
厚生労働省から圧力が高山先生にかかっていないか気になりますね。
高山義浩プロフィール経歴学歴、岩田健太郎との関係や反論内容についても まとめ
高山義浩先生のプロフィールや経歴学歴、岩田健太郎先生との関係や反論内容についてもまとめました。
高山先生がFaceBookに投稿を行ってからしばらくして、岩田健太郎先生の動画が削除されました。
お二人の中で会話があったのかどうかは分かりませんが、FaceBookの内容が削除理由の1つには含まれるのではないでしょうか。
お二人とも感染のプロの方なので、仲違いせずに新型コロナウイルスの感染を広めない対策を考えて頂きたいですね!
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事情は色々あれ、日本という先進国でケアしているのですから、きちんとした本部の元、対応すべきだった、というのが正しいと思います。
ですから、最前線ではなく、本来リーダーシップを取るべきの人が反省すべきです。
そして、これから続く最悪2週間で、これ以上の感染を起こさないこと。そのためには、何をすべきかを考えるべき、岩田先生の指摘は真っ当だと思います。
高山先生もそれは理解しており、これからどうすべきか! 前向きに行動すべきです。
TV会議でも良いですから、現場の改善をしていってください。
船の空調設備の状況は、船を造った会社から情報を得ていたのですか。エアロゾルのことを考えれば、一番重要なことです。閉鎖空間では場所的な区分以上に。
ゾーニングについて、二人の意見が違うと読む人が多いのが不思議。わざと対立軸を作っているのか、読解力が弱いのか。
二人とも同じことをいっています。高山先生は、完全ではないといっています。
完全ではないとは、感染の可能性があるということです。
できるだけ頑張っても、この場合、出来ていなければ徒労になるのでは。実際、下船したオーストラリア人が陽性になったでしょ? 役人も感染したでしょ?
二人とも同じことを言っていますが、それに対する評価が違うだけです。
8割の出来でも上出来のものもあれば、10割できないとダメなものもあります。
感染のリスクは極力0にしないと、拡大しませんか?
高山先生は、厚労省の役職を持っている人なので、facebookのコメントの裏読みをしてしまいます。沈静化させたかったのかなと。
感染症専門医師だけど感染症学会専門医ではない?橋本副大臣がupしたゾーニングの有様を見ても感染症のプロの仕事ではないという印象を受けました。
一分一秒でも休憩が必要な方が、外に向けて発信する時間を持つことは負担であったはずです それを岩田健太郎先生が風穴を通されたと理解しています、前例のない新型コロナへ医療関係者も安全を確保しながら立ち向かっていくことが目的でそのための前進にもなった出来事だと思っています