箱根駅伝で大活躍のナイキの厚底シューズが禁止になる可能性が出てきてしまいました。
世界陸連で禁止になるかもしれないと物議になっているナイキの厚底シューズ。
ナイキの厚底シューズ禁止がなぜかの理由のまとめと、国内外の反応を掲載しています。
目次
ナイキの厚底シューズ禁止になる可能性が高いと報道される
【国際陸連が厚底靴禁止か 英紙】https://t.co/9hzcXZmKSq
男女のマラソン世界記録を誕生させるなど陸上長距離界を席巻しているナイキ社の厚底シューズについて、国際陸連によって禁止となる可能性が高いと英紙が一斉に報じた。今月末にも調査結果が発表されるという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 15, 2020
ナイキの厚底シューズが世界陸連で禁止されるかもしれないというニュースが、1月になって飛び込んできました。
ナイキの厚底シューズ、ヴェイパーフライといえば箱根駅伝で使用率が高く、区間新賞にも貢献した靴です。
そんな靴が、突然禁止になってしまうかもしれないという発表がありました。
もし決定があるとしたら1月末の可能性があるらしく、注目が集まっている状態です。
ナイキの厚底シューズ禁止はなぜ?理由まとめ
みんなNIKEヴェイパーフライじゃん😆 pic.twitter.com/02g3u4UiQJ
— spy7 (@skyspy7) January 19, 2020
ナイキの厚底シューズ禁止がなぜなのかの理由を国内外の各報道から集めてみました。
その結果、禁止の理由となっているのは
- 値段が高いので買えない選手もいて不公平
- 品薄の状態が続いていたので、誰でも入手可能な状況ではないのが不公平
- カーボンファイバープレート(使用されている素材)が問題
ということ。
値段が高いので買えない選手もいるため不公平
まずナイキの厚底シューズのお値段ですが、約3万円と確かにそれなりのお値段はします。
また、実はナイキのヴェイパーフライ、厚底シューズは長持ちしないのだそうで…。
すぐダメになって買い替える必要があるという意味でも、値段に不公平感があるのではと思われる面は仕方がないのかもしれません。
日本では「約3万円の靴が買えない!」という選手は居ないかもしれませんが、海外ではそうはいかないですよね。
品薄の状態が続いていたので、誰でも入手可能な状況ではないため不公平
これは以前ですが、ナイキのヴェイパーフライがかなりの品薄状態になっていたことがあります。
値段どうこう以前に、品薄の状態だと購入は不可能。
靴を買えない選手が出てしまうと、不公平と判断されてしまうことになってしまいます。
カーボンファイバープレート(使用されている素材)が問題
そして素材のカーボンファイバープレートが厚底を実現しているのですが、この素材自体が問題という意見もありました。
しかし、このカーボンファイバープレートについては、他社の靴にも使われているので、これが一番の禁止の理由になることはなさそうに感じます。
結局のところ、お値段や素材、品薄など不公平な状態があれば禁止になる可能性が高いということ。
正直、どれも「絶対禁止しないといけない」という不公平さは感じません。
例の水着の時の方が独特だったのかなとも思います。
しかし、確かに買って数ヶ月の使用で使えなくなってしまったりなどもあるようなので、その辺りがどう判断されるかですかね。
ナイキの厚底シューズ禁止については東京五輪出場予定の選手も言及
ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず🙋
どっちでも良いからさっさと決めてくれーい!
僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ!🏃♂️ https://t.co/NyLrlvqiuE— suguru osako (@sugurusako) January 15, 2020
ナイキの厚底シューズ禁止について、「僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ」とカッコイイ発言をされています。
そうですね、もしナイキの厚底シューズが禁止になるとしたら、1人だけ禁止されるわけではなく全員が禁止になるわけですから。
決められたルールの中で最大限の力を出し切るだけですよね!
外野の私たちが気にしている中で、大迫選手の発言はとってもカッコイイなと思いました。
ナイキの厚底シューズ禁止について、日本内の意見
ナイキの厚底シューズ禁止について、海外の意見
こちらをご覧ください。
これはRyan Hallというアメリカの元陸上選手(マラソン)が、ヴェイパーフライのカーボンファイバープレートについて言及し、普通の靴ではないと語っています。
ライアン・ホール選手は、ナイキの厚底シューズについて好意的には感じていないようでした。
逆にSNSなどでは、「ビックリした」「禁止にしたら技術が廃れる」など日本と同じような「禁止にする必要はない」という意見の方が多くありました。
ナイキの厚底シューズ禁止はなぜ?理由のまとめと国内外の反応
ナイキの厚底シューズが禁止になるかどうかは1月末には決定となるかもしれませんね。
ナイキの厚底シューズ禁止がなぜか理由を調べてみましたが、今後の技術の発展を考えると、禁止するべきではないと個人的には思いました。
選手の方もどの靴を履けばよいのかを早く決めたいと思うので、禁止にするにせよしないにせよ、早く決定して欲しいですね!
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