賭けマージャンで辞任することになった東京高検の黒川弘務検事長の後任に内定している名古屋高検の林真琴検事長のプロフィールや経歴についてまとめてみました。
調べてみると、林真琴検事長は、黒川検事長と同期で双璧をなすといわれるほど優秀な方のようです。
実は、法務検察側では林真琴検事長は総検事長の有力候補でしたが、黒川検事長を推していた官邸側の意向で林真琴検事長は名古屋高検に転出となった経緯があるようです。
そんな林真琴検事長の経歴と学歴、出身高校や過去の事件についてもまとめてみました!
目次
林真琴検事長の学歴や経歴、出身高校について
まずは、林真琴検事長のプロフィールについてまとめてみました。
林真琴検事長も基本的には一般の方なので、あまり情報はありませんでしたが、可能な限り調べてみました。
名前 | 林真琴(はやし まこと) |
生年月日 | 1957年7月30日 |
年齢 | 63歳 |
出身地 | 愛知県豊橋市 |
高校 | 時習館高等学校 |
大学 | 東京大学法学部第Ⅰ類(私法コース)1981年卒業 |
林真琴検事長は東大卒なんですね。
ホント、政治家って頭のいい人たちばかりですね^^
林真琴検事長は東大卒業後の1981年に司法修習の35期生となります。
ここでの同期が黒川検事長なんですね。
その後、林真琴検事長は1983年に検事任官、2012年に最高検察庁総務部長、2014年1月に法務省刑事局長などを歴任し、2018年1月から名古屋高等検察庁検事長に任官し現職です。
そして2020年5月に辞職する黒川検事長の後任として東京高検の検事長に内定したという経緯です。
林真琴検事長は愛知県豊橋市の出身で、高校まで豊橋市で過ごしました。
高校は、愛知県豊橋市にある時習館高等学校の出身です。
この時習館高等学校の偏差値はなんと70なんですよ!
愛知県内では高校413校中8番目の偏差値です。
全国では、10,054校中177番目のようです。
10,000校あるなかでの100番台なので、かなり上位にある進学校ですね。
時習館高等学校の口コミを見ると、よい口コミばかりです。
特に勉強に力をいれていて、数学はかなりレベルが高いとのこと。
こういう環境で林真琴検事長は高校時代を過ごしたんですね。
林真琴検事長が過去にたずさわった事件について
林眞琴検事長は、1983年に検事に任官しています。
林真琴検事長は、東京地方検察庁特別捜査部検事でしたが、当時たずさわった事件として代表的なのが1988年のリクルート事件、1997年の第一勧業銀行総会屋利益供与事件、2001年から2002年にかけての名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件があります。
リクルート事件
1988年のリクルート事件は、情報サービス会社のリクルート(現在のリクルートホールディングスですね)が、政財界の要人にリクルートの子会社であるリクルートコスモスの未公開株を譲渡して店頭公開後に多くの売却益を上げさせたために贈賄罪となった事件です。
1997年の第一勧業銀行総会屋利益供与事件は、林真琴検事長も捜査にかかわっています。
この事件は、野村證券が大物の総会屋に利益供与していたことが公になりました、その中で、当時の第一勧業銀行(今のみずほ銀行ですね)もこの大物の総会屋に株式を購入する資金をほぼ無担保で融資を行っていたという事件なんですね。
名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件
2001年から2002年にかけての名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件は、刑務所内での革手錠廃止や「刑事施設・受刑者処遇法」が成立した始まりとなった事件です。
また、林真琴検事長は監獄法の改正にもかかわりました。
林真琴検事長の経歴の詳細
実は、林真琴検事長は検事総長の有力候補でした。
ですが、官邸の意向によって事務次官への昇格が却下され、名古屋高検へ転出することになったといわれています。
現在の検事総長である稲田伸夫氏が当時、事務次官であったころ、当時刑事局長であった林真琴検事長を事務次官に昇格させ、黒川検事長地方の高検検事長へ転出させる案を官邸側と交渉しました。
しかし、官邸側は法務省官房長として実績があった黒川検事長を事務次官とした意向があり、法務検察側は了承したという経緯があります。
理由は、法案や予算などの根回しがうまく、菅官房長官も黒川検事長の手腕を高く評価していたようです。
このエピソードを聞くと、やはり官邸と黒川検事長の関係が強いものと分かりますね。
その後も、林真琴検事長を事務次官に推したい法務検察側ですが、当時の上川法相と林真琴検事長の意見が合わず、林真琴検事長は名古屋高検へ転出することになります。
愛知県豊橋市で高校まで住んでいた林真琴検事長は、2018年の名古屋高検の検事長に就任する際、名古屋は自分のふるさとと思っていると会見で述べました。
林真琴検事長の経歴と学歴、出身高校や過去に携わった事件についてまとめ
【林真琴検事長の経歴と学歴、出身高校や過去に携わった事件について】ということでまとめました。
官邸の意向で合計で3度、昇格を蹴られた形になった林真琴検事長ですが、今回、黒川検事長の辞任によってタームが回ってきました。
もともとは黒川検事長と双璧をなし、同期として花の35期生といわれた優秀な林真琴検事長です。
黒川検事長のように安倍政権とも関係が濃いというわけではなさそうなので、本当の意味での独立性が保たれる検察となるか、林真琴検事長の動向に注目ですね^^
闇に葬られた安倍の大犯罪にかかわり、名古屋に飛ばされたんだよ。
3兆円の財投をリニアへ誘導し、多分100億円くらいはみんなで山分けしたはず。
これを捜査していて、突然遠隔地へ飛ばされた、閣議決定で。